令和5年9月1日
弊社の取締役の辞任につきまして、下記の通りお知らせ致します。
記
1. 辞任する取締役
取締役 半田 朋亮
2. 辞任年月日
令和5年8月31日
3. 辞任の理由
一身上の都合によるものであります。
4. その他
当該取締役の辞任後におきましても、法令及び定款に定める取締役の員数は満たしております。
尚、半田朋亮は令和5年9月1日付にて、弊社顧問に就任致しました。
以上
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令和5年9月1日
弊社の取締役の辞任につきまして、下記の通りお知らせ致します。
記
1. 辞任する取締役
取締役 半田 朋亮
2. 辞任年月日
令和5年8月31日
3. 辞任の理由
一身上の都合によるものであります。
4. その他
当該取締役の辞任後におきましても、法令及び定款に定める取締役の員数は満たしております。
尚、半田朋亮は令和5年9月1日付にて、弊社顧問に就任致しました。
以上
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、6月20日開催の弊社第71期定時株主総会並びに取締役会におきまして、
下記の通り役員が選任され、それぞれ就任致しました。
つきましては、新陣容をもって社業に精励いたす所存でございますので
何卒ご高承の上、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略式ながら当ページでの公開をもってご挨拶申し上げます。
敬具
令和5年6月吉日
株 式 会 社 日 成
代表取締役社長 廣瀨 史雄
記
代表取締役社長 廣瀨 史雄
常務取締役 管理本部長兼) 経理部長 鎌田 力
取締役 営業本部管掌兼) 営業管理部長 半田 朋亮
取締役 総務部長兼) 経営企画室長 岡野 守利
社外取締役 宮坂 寿彦
執行役員 業務改革担当 佐藤 建
執行役員 営業本部長 廣瀨 晋也
監査役(非常勤) 中西 春美
以上
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、6月23日開催の弊社第70期定時株主総会並びに取締役会におきまして、
下記の通り役員が選任され、それぞれ就任致しました。
つきましては、新陣容をもって社業に精励いたす所存でございますので
何卒ご高承の上、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略式ながらホームページでの公開をもってご挨拶申し上げます。
敬具
令和4年6月吉日
株 式 会 社 日 成
代表取締役社長 廣瀨 史雄
記
代表取締役 社長 廣瀨 史雄
常務取締役 管理本部長兼) 経理部長 鎌田 力
取締役 営業本部長兼) 営業管理部長 半田 朋亮
取締役 総務部長兼) 経営企画室長 岡野 守利
執行役員 公用PJ部、海外事業開発・アセアン地域担当 佐藤 建
監査役(非常勤) 中西 春美
なお、前取締役(非常勤)深津 正彦、監査役横田 昭二 は本総会をもって
退任いたしました。
在任中賜りましたご厚情に対し、厚くお礼申し上げます。
以上
日頃より、(株)日成のホームページをご利用頂き、誠にありがとうございます。
弊社ホームページにて障害が発生しており、ご利用頂けない状態となっていた件について、
皆様にご不便をお掛け致しまして誠に申し訳ございませんでした。
本日4月4日(月)復旧致しましたのでご報告致します。
ご質問、ご不明点などございましたら、弊社お問合せページにてご連絡下さい。
今後ともご愛顧賜りますよう、宜しくお願い致します。
日頃より、(株)日成のホームページをご利用頂き、誠にありがとうございます。
この度、ホームページの一部をリニューアル致しました。
今回のリニューアルでは、弊社業務に係る部分をご利用頂く皆様により見やすく、またわかりやすく
情報をお伝え出来るよう改善しております。
今後ともご愛顧賜りますよう、宜しくお願い致します。
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、6月16日開催の弊社第69期定時株主総会並びに取締役会におきまして、
下記の通り役員が選出され、それぞれ就任致しました。
つきましては、新陣容をもって社業に精励いたす所存でございますので
何卒ご高承の上、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略式ながらホームページでの公開をもってご挨拶申し上げます。
敬具
令和3年6月吉日
株 式 会 社 日 成
代表取締役社長 廣瀨 史雄
記
代表取締役 社長 廣瀨 史雄
常務取締役 経理部長 鎌田 力
取締役 営業部長 半田 朋亮
取締役(非常勤) 深津 正彦
執行役員 公用プロジェクト部長 佐藤 建
執行役員 総務部長 岡野 守利
監査役 横田 昭二
なお、前取締役(非常勤)森 忠彦は2021年3月31日をもって
退任いたしました。
在任中賜りましたご厚情に厚くお礼申し上げます。
以上
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、6月17日開催の弊社第68期定時株主総会並びに取締役会におきまして、
下記の通り役員が選出され、それぞれ就任致しました。
つきましては、新陣容をもって社業に精励いたす所存でございますので
何卒ご高承の上、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略式ながらホームページでの公開をもってご挨拶申し上げます。
敬具
令和2年6月吉日
株 式 会 社 日 成
代表取締役社長 廣瀨 史雄
記
代表取締役 社長 廣瀨 史雄
専務取締役 深津 正彦
常務取締役 経理部長 鎌田 力 (昇役)
取締役(非常勤) 森 忠彦
取締役 営業部長 半田 朋亮 (新任)
執行役員 公用プロジェクト部長 佐藤 建
監査役 横田 昭二
以上
お取引先各位
拝啓
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
株式会社日成(以下、当社)は、新型コロナウィルスに感染拡大を防止するため、当社本社(東京都港区港南3-5-16)に勤務する全社員及び派遣社員について、在宅勤務(交代制)の体制とする事に致しました。今般発出された緊急事態宣言の趣旨を十分に踏まえ、当社 従業員及びお取引各位のリスク軽減を図って参る為、当面の間かかる措置を継続させて頂きます。営業時間並びに連絡窓口の変更はございません。
今後も政府方針の変更や自治体からの要請があった場合には、都度方針を見直す場合が御座いますのでご理解の程お願い申し上げます。
尚、当社大井営業所(東京CFS/東京都大田区東海4-3-1 東京海貨センター内)及び横浜営業所(横浜CFS/神奈川県横浜市中区本牧埠頭1番地 横浜港運事業協同組合)はこれまで通りの営業となります。
場合によりましては返信が遅れるなどのご不便をお掛けする可能性が御座いますが、何卒ご理解賜ります様宜しくお願い申し上げます。
敬具
●CPグループに倉庫増設へ年内着工
京浜港を基盤とする海貨業者の日成(廣瀬史雄社長)のタイ現地法人、日成インターナショナル(NIC)は今年から、タイ大手財閥のCPグループに対して小口貨物の市内配送に使う保冷箱の納入を開始した。CPグループとの取引開始により、商流ビジネスの拡大を図っていく。
日成グループではこれまでタイで北海道の和牛を輸出・販売するなど、商流サービスに力を入れてきた。日成グループが出資するバンコク市内の冷蔵倉庫会社では、引き合いが多く満杯になっており、年内にも倉庫増設工事に着手する予定という。
日成グループが取引するのは、CPグループで卵や牛乳、冷凍食品などを販売する小型食品店「CPフレッシュマート」。自社店舗のほか、バイク便による配送サービスも行っている。
今回、NICはCPフレッシュマートがバイク便で使う保冷箱を納入する契約を結んだ。この保冷箱には、日成が販売している高機能保冷剤メカクールを入れることで、安定した保冷機能を維持する。まずはCPフレッシュマートから保冷箱100個の注文を受けており順次、納入を始めているという。
CPグループ以外からの引き合いなどもあり、メカクールを含めて保冷資材の販売にも注力。メカクールについてはEコマース(電子商取引)経由を含めて月間500枚程度の販売実績があるという。
日成が出資するバンコクの冷凍冷蔵倉庫会社であるCTIコールドチェーン(CCC)は、タイ物流CTIが設立。2017年末から稼働を開始し、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に対応している。バンコク市内中心部という好立地を生かし、旺盛な需要を取り込んでいる。また倉庫に加工ルームを設置しており、日成が日本から輸入した和牛を冷蔵倉庫に保管しながら、必要に応じて加工して市内レストランに配送している。
好立地ということもあって引き合いも多く、施設でもっとも大きなスペースを持つ冷凍倉庫は満杯となっている。このため、敷地内に新たに冷凍倉庫を増設する方針で、規模としてはパレット保管枚数で800-900枚程度になるという。年内にも着工する予定となっている。
2019年8月より、デバンスケジュールを掲載いたしておりますのでどうぞ御活用下さい。
尚、当サイトにて発信している情報により発生した損失等の責任については、一切負いかねますのでご了承下さい。
平素よりお世話になっております。この度、 弊社のタイ現地法人を公開いたしました。
Webサイトを通して最新のサービス案内など、随時ご提供させていただきます。
今後ともよろしくお願い致します。スタッフ一同
平素よりお世話になっております。
この度、 弊社のホームページをリニューアルいたしました。
現在もまだ作成中のページもございますが、 より一層の見やすさ使いやすさを目指したWEBサイトにしてまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。
スタッフ一同
●日成:タイ低温倉庫稼働順調/和牛販売も好調
京浜港を基盤とする海貨業者の日成(廣瀨史雄社長)が、2017年に地元物流企業と合弁でタイ・バンコクに設立した冷凍冷蔵倉庫が順調に稼働している。同倉庫はバンコク市内中心部で絶好の立地ということもあり、引き合いも多く年内には満床になる見通しという。また、日成は日本からタイへの和牛輸出を荷主(荷送人)として手掛けており、同倉庫を拠点に現地での販売も順調という。日成ではタイで冷蔵倉庫など物流業にとどまらず、商流も含めた多様なサービスを提供していく。
日成はタイ物流大手CTIと合弁でCTIコールドチェーン(CCC)を設立。CCCはバンコク市内中心部に冷凍冷蔵倉庫を建設し、昨年12月から稼働を開始した。倉庫の延べ床面積は4000平方メートルで、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に対応。セミオートラックを導入し、パレット収容能力は4000枚。このうちマイナス18-25度の冷凍倉庫のラック収容能力は2300枚。
バンコク市内中心部から20キロ圏内は原則、営業用冷凍冷蔵倉庫の新設が禁止されており、多くはバンコク東部バンナ地区の幹線沿いに立地している。CCCは当局から特例で新設許可を取得し、バンコク市内中心部のクロントイ地区に開設。倉庫施設には加工ルームを併設しているため、保管してある肉などを必要量だけ加工して提供することが可能となっている。
日成はこれまで、北海道の「ふらの和牛」(ブランド和牛)を毎月、荷主(荷送人)として航空便で輸出していたが、CCC倉庫稼働に合わせて今年3月から海上輸送に切り替えた。日成が自社で仕立てている海上冷凍混載輸送便を使ってタイに富良野産和牛3トンを輸出した。和牛は日成が調達から輸送手配を行い、さらにタイ側でも現地法人である日成インターナショナル(NIC)が通関やCFS(コンテナフレートステーション)を担当してCCCの倉庫で保管、加工販売するなど自社グループでの一貫体制を構築した。
数トンの在庫を置いてバンコクの日本食レストランなどに即納できる体制を整えたことで引き合いは増えており、「タイ国内以外にもラオス・ビエンチャンのスーパー向けにトライアル出荷を行ったほか、バンコクで日本食品を調達するラオスやクウェートなど在外日本国大使館からの引き合いもある」(日成の佐藤建部長)。
CCCの倉庫から市内レストランへの配達は、CTIがバイク便で行っている。このバイク便には日成が販売している保冷機材箱「クールボーイ」に高機能保冷剤「メカクール」を搭載し、安定した輸送品質を提供している。
メカクールについてはCCCが配送のために1000枚購入したほか、NICが現地インターネット通販サイトでも販売するなど普及しつつある。今のところ月間300枚の販売実績があるようで毎月増えており、物品販売でもNICを支える事業の柱の一つとなりつつある。
現在では想定以上に和牛の需要が強く在庫が減ったため急きょ、「6月末にも日本から海上輸送で補給の数トンを輸出する」(佐藤部長)という。タイでのふらの和牛の販売も軌道に乗りつつあるため、今後はノーブランドの黒毛和牛や交雑種(国産牛)で通常のタイ人が購入できる価格帯の販売も行い日本より輸出量を増やす。18年は10トン以上の和牛の輸出を見込む。
《本件に関するお問い合わせ先》
株式会社日成 営業部 佐藤建まで
Tel. 03-3471-1191 Fax. 03-3471-1635
日成(本社・東京都港区、廣瀬史雄社長)は、タイの現地企業が設立した冷凍冷蔵倉庫会社に資本参加し、11月の新倉庫稼働に合わせて同国で保管から配送までのコールドチェーン業務を本格的に開始する。バンコク市内中心部という好立地にある新倉庫を拠点として、食品の保管・配送サービスなどを提供する。またタイだけでなく順次周辺国にもコールドチェーンを軸にした事業を拡大を行う。
タイの物流大手のCTI社と、大手食肉卸業者として地元で長年信頼の高いUdom Supply社が設立したCTI Cold Chain(CCC)に日成は資本参加した。
日成のタイ現地法人であるNissei International Corporation(NIC)の廣瀬晋也MD(マネージング・ディレクター)はCCC社の役員も兼務しておりCCC社の経営にも参画する。
CCC社は現在、バンコク市内の中心部に冷凍冷蔵倉庫を建設中で11月にも稼働開始を予定する。倉庫の延べ床面積は4000M2、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に対応。セミオートラックを導入し、パレット収容能力は4000枚。
タイ政府の規制で、バンコク市内中心部から20キロ圏内では、大型冷凍冷蔵倉庫の新設は禁止されているが、CTI社とUdom社はタイの大手企業ということもあり、当局からの特例でバンコク市内の中心部のクロントイ地区(クロントイ港から近い)で大型冷凍・冷蔵倉庫を建設できた。
バンコク市内中心部に20キロ圏外の大型冷凍冷蔵倉庫から食品などの冷凍冷蔵貨物をバンコク市内に配送する場合、交通渋滞の影響で現状では1日1~2往復が限界となっており、納入時間の遅れ、長時間の停滞により運送中に食品などが劣化することが起きている。その為にバンコック市内の中心部に配送用の小型冷凍・冷蔵倉庫ハブを検討している業者もいる。
CCCの施設は市内中心部に位置しまたNICが取り扱っている定温輸送機器「クールボーイ」(保冷箱&保冷剤)を使ったバイク便で配送するので1日何度もの往復が可能であり食品などの冷凍冷蔵貨物の配送拠点としては絶好の立地となる。 CCC新倉庫での取り扱い品目は、食肉、水産品、アイスクリーム、シュークリームなどの食品類が主となる。
Udom社は大手食肉卸事業者で既にホテル・レストラン・高級スーパーなどに多くの口座を持っているのでCCC倉庫の集荷には自信を持っている。
日成は、タイでは保冷機器などの販売に加え、富良野和牛(2016年北海道産黒毛和牛品評会No,1)を毎月大量に輸出しており、CCC倉庫を保管場所兼配送拠点として活用する。
CCC倉庫から市内レストランへの配送ではNICの定温輸送機器「クールボーイ」(保冷箱&保冷剤)を搭載したバイク便で行う。まずはバイク便10台からスタートし、需要に応じて増便する。
CCC倉庫では冷凍冷蔵倉庫のほか、敷地内に4-5階建ての事務所棟を建設するが、事務所棟には、食肉の加工場やパッキングなども入る。また1階には各種食肉サンプルと加工方法を指導するレストランもつくる(日系を予定)。事務所棟はこれから着工し、来年末の稼働を予定している。
●Nissei International Corporation(NIC)がFDAライセンスを取得。
Nissei International Corporation(NIC)は、タイで冷凍食肉と冷凍水産品を輸入出来るFDA(食品医薬品局)の輸入ライセンスを取得したので今後はNICが日成本社も含み日本からの冷凍食肉と冷凍水産品の輸入業務
を行えるようになった。
日成では現在、富良野産黒毛和牛を毎月大量に、タイの輸入販売業者に輸出しているが、今回のFDAライセンス取得により、今後はNICがタイでの和牛の輸入者となり、日成グループが発着地で一環して取り扱える体制が整った。
日成が輸出している富良野産黒毛和牛は、11月から稼働開始を予定するCTI Cold Chain(CCC)の冷凍冷蔵倉庫を保管場所とする。現在は日本からの輸送手段は航空便だが、輸入量も増えているので海上輸送に切り替える。当面は海上混載便を使う予定だが、軌道に乗れば和牛以外の食品なども集め、冷凍冷蔵コンテナを自社で仕立てていく。またCCCの冷凍冷蔵倉庫に富良野産黒毛和牛(2016年北海道黒毛和牛品評会No.1)の一定の在庫を置き即納体制を構築しディストリビューションセンターとして活用する。タイ国内での拡販だけでなく、今後は発展中の周辺国にも販路を広げてゆく。
タイを中心とした東南アジアでは日本食の人気が高く、日本食材の輸出が増加傾向にあるが一方で安定したコールドチェーン網の確立に加え、現地での販路の確保が大きな課題となっている。
日成はCCCの株主であり長年タイでの販路を持つ地元大手食肉品卸事業者と提携することで、こうした問題を解決した。
●日成/タイで冷凍冷蔵倉庫に出資。
京浜港を基盤とする海貨業者の日成(本社・東京都港区、廣瀬史雄社長)は、タイの物流企業などが設立した冷凍冷蔵倉庫会社に資本参加し、11月の新倉庫稼働に合わせて同国で保管から配送までコールドチェーン業務を本格的に開始する。バンコク市内中心部という好立地にある新倉庫を拠点として、日成の「クールボーイ」(保冷箱&保冷剤)を使ったバイク便でホテル・レストラン・高級スーパー等への食品配送サービスなどを提供。タイを中心にコールドチェーンを軸にした事業を拡大していく。
日成が資本参加したのは、タイの物流大手CTIと、大手食肉卸業者(45年間)として地元で定評のあるウドム・サプライが設立したCTIコールドチェーン(CCC)。
日成タイ現地法人である日成インターナショナル(NIC)の廣瀬晋也マネージング・ディレクターはCCC社のディレクターにも就任。同社の経営に参画する。
CCC社は現在、バンコク市内中心部に冷凍冷蔵倉庫を建設中で、庫内などもほぼ完成。11月にも稼働開始を予定する。倉庫の延べ床面積は4000平方㍍で、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に対応。セミオートラックを導入し、パレット収容能力は4000枚。このうちマイナス18-25度の冷凍倉庫のラック収容能力は2300枚。
現在、バンコク市内中心部から20キロ圏内では、営業用大型冷凍冷蔵倉庫の新設は禁止されている。今回、CTIとウドムはタイの大手企業ということもあり、当局から特例で冷凍冷蔵倉庫の新設許可を取得。バンコク市内中心部のクロントイ地区(クロントイ港から近い)で物流施設の整備にこぎつけた。
冷凍冷蔵貨物をバンコク市内に配送する場合、郊外の大型冷凍冷蔵倉庫からだと交通渋滞の影響で、現状では1日1~2往復が限界となっている。しかし、CCCの施設は市内中心部に位置しまた「クールボーイ」(保冷箱&保冷剤)を使ったバイク便で配送するので1日何度もの往復が可能。食品などの冷凍冷蔵貨物の配送拠点としては絶好の立地となる。
新倉庫での取り扱い品目は、食肉や水産品、アイスクリーム、シュークリームなどの食品類。
株主であるウドムが大手食肉卸事業者ということもあり、集荷には自信を示す。また日成も現在、タイでは保冷機器などの販売に加え、富良野和牛(2016年北海道産黒毛和牛品評会No,1)を大量に輸出しており、保管場所兼配送拠点として活用する。
CCC倉庫から市内レストランへの配送ではNICの保冷機器である「クールボーイ」(保冷箱&保冷剤)を搭載したバイク便で行う。まずはバイク便10台からスタートし、需要に応じて増便していく考え。
CCCでは冷凍冷蔵倉庫のほか、敷地内に4-5階建ての事務所棟を建設する予定。事務所棟には、食肉の加工場やパッキングなどプロセスセンターも入る、1階には各種食肉サンプルを提供するレストランもつくる。事務所棟はこれから着工し、来年末の稼働を予定する。
●日成タイ現地法人の日成インターナショナル(NIC)/FDAライセンスを取得。
日成のタイ法人である日成インターナショナル(NIC)は、10月6日付でタイのFDA(食品医薬品局)の輸入ライセンスを取得した。日成は現在、北海道の富良野産牛肉を毎月、荷主(荷送人)としてタイへ輸出しているが、FDAライセンス取得によりタイ側でも輸入者として取り扱える体制を整える。今後は日成グループが出資するタイ・バンコクの冷凍冷蔵倉庫(CCC)を保管拠点として活用し、富良野産黒毛和牛を中心とした食品販売をタイやその周辺国にも広げていく。
日成インターナショナルは2016年5月、CTI社など地元企業と合弁で設立。高機能保冷剤メカクール、保冷箱など資材の販売を中心に、タイでの事業を手掛けている。
今回、日成インターナショナルが取得したFDAライセンスは、冷凍食肉と冷凍水産品の2種類。日成では現在、富良野産黒毛和牛を毎月、荷送人として輸出している。今回のFDAライセンス取得により、今後は日成インターナショナル(NIC)が荷受人として和牛の輸入者となり、日成グループが発着地で一環して取り扱える体制が整うことになる。
タイを中心とした東南アジアでは日本食の人気が高く、日本食材の輸出が増加傾向にある。一方で安定したコールドチェーン網の確立に加え、販路の確保が大きな課題となっている。日成ではCCCの株主である販路を持つ地元大手食肉品卸事業者と組むことで、こうした問題を解決。タイを足掛かりに、周辺国まで日本食材の販路を拡大していく考え。
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